ここに書かれた通りに導入.簡単.パケットのフォワーディングをいじっているのはなんなんだろう.この手順で入るのはカーネルだけなので,必要なツール類をyumで入れる.
yum install vzctl vzquota vzpkg
テンプレートという概念がある.テンプレートもパッケージで入れるものらしい.
残念ながらcentos5のテンプレートのパッケージは無いようだ.
どこかに転がっていないかなあ.
> yum list | grep vztmpl
vztmpl-centos-4.i386 2.0-2 openvz-utils
vztmpl-fedora-7.i386 1.1-1 openvz-utils
vztmpl-fedora-core-3.i386 2.0-2 openvz-utils
vztmpl-fedora-core-4.i386 2.0-2 openvz-utils
vztmpl-fedora-core-5.i386 2.0-2 openvz-utils
vztmpl-fedora-core-6.i386 1.2-1 openvz-utils
> yum install vztmp-*
でとりあえずあるものを全部入れてみようと思ったのだが,fedora-7のパッケージがサインされていないとかで入らない.ので,centos-4だけいれてみよう.
> yum install vztmpl-centos-4
入れるとvzpkglsで見られるようになる.
> vzpkgls
centos-4-i386-minimal
centos-4-i386-default
> vzpkgcache
をやらないと実物をとってこないので,事前に実行する必要がある.
VPS ID
各VPS(Virtual private server) にはIDをふってやる必要がある.このIDはハードウェアごとにユニークであればよい.0はリアルノードを指す.1-100まではシステムリザーブということになっている.IDのレンジは32bitということだが,最後の1ビットがちゃんと使えるのかな.
101以降であればなんでもいいが,マイグレーションでもこのIDは変わらないので,マイグレーションするつもりがあるなら.その範囲でユニークになるようにするべき.あとはTCPアドレスをベースにしてもよい,とのこと.なるほど.
VPSの作成
> vzctl create 101 --ostemplate centos-4 --config vps.basic
で作る.最後のconfigでTCPバッファサイズやら,CPU利用割合などのパラメータを
設定している.
起動前に幾つかのパラメータを設定しなければならない.ホスト名,アドレス,DNSなど.
> vzctl set 101 --hostname vzce4.hpcc.jp --save
> vzctl set 101 --ipadd 192.50.74.41 --save
> vzctl set 101 --nameserver 192.50.74.10 --save
で起動.
> vzctl start 101
起動後に,sshdを起動.
> vzctl exec 101 service sshd start
パスワードを設定.
> vzctl set 101 --userpasswd root:XXXXXXX
で,sshすると無事入れた.
> ssh 192.50.74.41