SMCリセットとPRAMリセットも当然試してみたが、無駄。 ということで諦めかけたのだけど、40インチの1080ディスプレイというのは壮烈に使いにくくて、悲しすぎるので もう少し頑張ってみた。
いろいろ調べてみたところ こんな記事を見つけた
/System/Library/Displays/Contents/Resources/Overridesというディレクトリ があり、ここにEDIDのファイルを適切においておくと、ディスプレイから送ってくる情報をオーバライドできる。 ということがわかった。 とはいえ、ただしいEDIDファイルの作り方もわからないし、ファイル名(ディスプレイの名乗り上の型式名)もわからない。 ということで、先の記事からリンクされているrubyのスクリプトを使ってみた。このスクリプトは色空間のおかしなディスプレイの 色空間を強制的にRGBに戻したEDIDファイルを作ってくれるものなのだけど、その際に接続されているディスプレイの 型番をちゃんと調べてくれる。 もう一つ面倒なのはEDIDファイルのディレクトリは、システムインテグレーションの対象なので普通にはsudo をしても いじることができない。なので、まずシステムインテグレーションを切る必要がある。
- まずリカバリーモードに入り、システムインテグレーションを切る
- Command-R を押しながら起動
- Utility から端末を開く
- csrutil disable とタイプ
- 次にrubyのスクリプトを実行するとファイルができる。これであるべきファイル名がわかる。 DisplayVendorID-4d10/DisplayProductID-1100。
- 同じベンダとのところに別のディスプレイのファイルが置いてあったので、これを複製して、ファイル名を変更
- リカバリーモードからシステムインテグレーションを復活