方針変更で,CentOS5を試す.こちらは簡単. http://linux-vserver.org/Installation_on_CentOS に書いてあるとおり,yumで行ける.
ちょっと引っかかったのは,
yum install kernelとやったときに,vserverのレポジトリの他に 別のカーネルがなぜか引っかかってきて,そちらの バージョンが現行版より古いという理由で,vserver用の カーネルのインストールも失敗すること.
yum install kernel-2.6.22.19-vs2.3.0.34.1のように直接指定すればOK.
インストール
vserver はファイルシステムを構成しないと機能しない.vserver-utilにはこのためのツールがふくまれており,簡単にファイルシステムを構成することができるようになっている.このツールでは幾つかのディストリビューションがサポートされている.http://linux-vserver.org/Building_Guest_Systems に書いてあるとおり
vserver vserver2 build -m yum --context 42 \ --hostname vserver2.mydomain.com \ --interface eth0:192.168.1.11/24 -- -d centos5とかやる.yumのレポジトリは,ホストの設定を使うようだ.
インストールされたファイルシステムの実体は,
/etc/vservers/vserver2/vdir/以下に展開される.
vserver vserver2 startで起動.
vserver vserver2 enterとやるとゲストにroot で入れる.ネットワークもちゃんとできている.ifconfigで確認できる.
この状態では,ssh もsshdも立たないので,yumで入れてやる必要がある.と思ったらyumも入っていない.こりゃ面倒.
実はホスト側でvyumというものを使うらしい.一度
vserver vserver2 stopとして,ゲストを落としてから
vyum vserver2 -- install yumとやるとゲストの中にyumがインストールされる.あとは,パッケージの管理を中でやるという宣言をしてから,ゲストを再度立ち上げる.
vserver vserver2 pkgmgmt internalize vserver vserver2 start vserver vserver2 enterこれで中でyumが使えるのだが,/etc/resolv.confがないのでDNSルックアップが効かない.のでここでこのファイルを作ってやる必要がある.が,この時点ではゲストには vi もないので,
cat > /etc/resolv.confとやって標準入力から食わせる.もしくは落ちているときに,ホスト側からファイルシステムを直接いじってもいいのだろう.
これで中でyumが使えるようになったので後は中で設定できる.
参考リンク: http://www.os-museum.com/linux/vserver/vserverfc5/vserverfc5.htm
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