2008年11月26日水曜日

openvz on centos5

ここに書かれた通りに導入.簡単.パケットのフォワーディングをいじっているのはなんなんだろう.この手順で入るのはカーネルだけなので,必要なツール類をyumで入れる.
yum install vzctl vzquota vzpkg
テンプレートという概念がある.テンプレートもパッケージで入れるものらしい. 残念ながらcentos5のテンプレートのパッケージは無いようだ. どこかに転がっていないかなあ.
> yum list | grep vztmpl
vztmpl-centos-4.i386                     2.0-2                  openvz-utils    
vztmpl-fedora-7.i386                     1.1-1                  openvz-utils    
vztmpl-fedora-core-3.i386                2.0-2                  openvz-utils    
vztmpl-fedora-core-4.i386                2.0-2                  openvz-utils    
vztmpl-fedora-core-5.i386                2.0-2                  openvz-utils    
vztmpl-fedora-core-6.i386                1.2-1                  openvz-utils    
> yum install vztmp-* 
でとりあえずあるものを全部入れてみようと思ったのだが,fedora-7のパッケージがサインされていないとかで入らない.ので,centos-4だけいれてみよう.
> yum install vztmpl-centos-4
入れるとvzpkglsで見られるようになる.
> vzpkgls
centos-4-i386-minimal
centos-4-i386-default
> vzpkgcache
をやらないと実物をとってこないので,事前に実行する必要がある.

VPS ID

各VPS(Virtual private server) にはIDをふってやる必要がある.このIDはハードウェアごとにユニークであればよい.0はリアルノードを指す.1-100まではシステムリザーブということになっている.IDのレンジは32bitということだが,最後の1ビットがちゃんと使えるのかな.

101以降であればなんでもいいが,マイグレーションでもこのIDは変わらないので,マイグレーションするつもりがあるなら.その範囲でユニークになるようにするべき.あとはTCPアドレスをベースにしてもよい,とのこと.なるほど.

VPSの作成

> vzctl create 101 --ostemplate centos-4 --config vps.basic
で作る.最後のconfigでTCPバッファサイズやら,CPU利用割合などのパラメータを 設定している.

起動前に幾つかのパラメータを設定しなければならない.ホスト名,アドレス,DNSなど.

>  vzctl set 101 --hostname vzce4.hpcc.jp --save
>  vzctl set 101 --ipadd 192.50.74.41 --save
>  vzctl set 101 --nameserver 192.50.74.10 --save
で起動.
>  vzctl start 101
起動後に,sshdを起動.
>  vzctl exec 101 service sshd start
パスワードを設定.
>  vzctl set 101 --userpasswd root:XXXXXXX
で,sshすると無事入れた.
>  ssh 192.50.74.41

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