2009年5月19日火曜日

Eucalyptus のネットワーク

意外に面倒.というかすごく面倒...Rocksの中だからということもあるのだけど. そもそもRocksのフロントエンドのDHCPDはRocksの管理下にあるので, いじると何が起こるのか(私には)分からない.が,どのモードもDHCPDをいじる必要があるみたいなんだよな...面倒.

可能なネットワーク設定は次の4種.

  • SYSTEM Mode
  • STATIC Mode
  • MANAGED Mode
  • MANAGED-NOVLAN Mode

SYSTEM Mode

最も単純.ユーザがDHCPを起動しておき,Eucalyptusのインスタンスはそれを利用する.環境によっては何も考えずに簡単に導入できそうなのだが...

STATIC Mode

DHCP サーバはEucalyptusが管理する.使用するMAC Address とIPaddressのペアを設定ファイルに書いておくと,Eucalyptusがそれらをラウンドロビンで利用する.

SYSTEMもSTATICも,各VMコンテナのネットワークをブリッジして使う.これだと,RocksでインストールしたプライベートIPのクラスタでは,外から入れない.

MANAGED Mode

プライベートIPのレンジを割り当て,そこをEucalpytusが管理するDHCPDが使う.この場合もアドレスはプライベートでルーティングできないのだけど, パブリックIPアドレスのプールを用意して尾家,ルーティングするように指定するころができる.

MANAGED-NOVLAN Mode

MANAGEDとほとんど同じだが,内部でVLANをつかわないので,インスタンスの通信が分離されない.
さて,どれを使ったものやら...

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